モバイルファーストインデックス(MFI)ってなに?SEO対策での注意点など!
2018年7月8日
モバイルファーストインデックス(MFI:Mobile First Indexing)とは?
今までは主にPC向けページの評価を基準に検索結果が決められていました。
モバイルからの検索結果についても、PC向けの検索結果と大体同じものが表示されていました。
モバイルファーストインデックス(MFI)とは、モバイル・スマホ向けページの評価を基準にして検索結果が決められるというものです。つまり今までとは逆にモバイルからの検索結果がメインになります。つまり評価軸がPC→モバイルへと変更となるわけです。
なぜモバイルファーストインデックス(MFI)の流れに至ったのか?
簡単に言うとモバイルからの検索利用回数が増えたからです。
2015年にGoogleから正式に発表がありました。パソコンで検索する人よりもモバイルから検索する人が圧倒的に増えたことが背景になります。
実際スマートフォンはパソコンと違い、気軽にいつでも調べることができます。
通勤中や、カフェでの休憩中、ちょっとした空き時間にいつでも利用することができます。
モバイルから検索している人が多い以上、ユーザーのニーズに合わせて仕様変更を行うというのは当然といえば当然ですよね。
モバイルファーストインデックス(MFI)による影響は?
Googleは以下のような見解を述べています。
・モバイルファーストインデックス(MFI)への移行は準備が整ったサイト単位で行われる
・移行しているサイトはサーチコンソールから通知が来る。
したがって、準備のできていないサイトの移行は少し先になりそうです。
しかし時代の流れがモバイルに向かっている以上、モバイル向けのサイトを整えることは必須になっていくでしょう。
モバイルファーストインデックス(MFI)への対応が必要なサイトとは?
モバイルサイトを作っていないサイト
モバイルで見た場合もPC向けページが表示されるサイトです。
順位が落ちてしまう可能性がありますので、モバイルへの対応が必要になるでしょう。
モバイル向けページでコンテンツを省略しているサイト
モバイルはPCよりも画面が小さいですから、それに合わせてコンテンツをやや削るというのはそこまで珍しいことではありません。
しかし今後モバイル優先となると、そうはいかないでしょう。デスクトップ向けと同じようにコンテンツを表示させなければ順位が下がる可能性があります。
モバイルサイトでもコンテンツをすべて表示させておく必要があるのか?
アコーディオンでコンテンツを隠すのはOK
PCと同じようなコンテンツを乗せなければならない場合、例えば文字量の多いサイトはどえらく長いサイトになったり、ユーザーにとって読みづらい、退屈なサイトになってしまう場合があります。
アコーディオンなどで補足的なテキストを畳んだ場合、その隠されたテキストは評価されるのか、といった疑問があると思います。
それに対してGoogleは「UXのために隠しているコンテンツは評価される」と回答しています。
つまり、ユーザーのためにコンテンツを整理するのはOKということになります。
まとめ
モバイル向けの準備ができていないサイトは今すぐではないにしろ、早めにモバイル向けに対応しておいたほうが良いでしょう。
Googleの仕様に合わせることで、ユーザーにとって使いやすいサイトになるといっても過言ではありません。
今回のアップデートをいい機会に、一度サイトを見直してみるのもよいでしょう。