フリーランスデザイナーってどうなの?フリーランスデザイナーのメリットとデメリットをご紹介
2019年9月18日
フリーランスのデザイナーって自由そうでいいけど、実際生計を立てていけるのか不安…
そんな方のためにフリーランスのメリットやデメリットを細かくご紹介していきたいと思います!
フリーランスデザイナーのメリット
働く時間を自分で自由に調節できる
一番のメリットはこれじゃないでしょうか?
フリーランスのデザイナーは会社勤めのデザイナーとは違い、毎日同じ時間時会社に出社して定時まで働く、といった必要がありません。
自宅やカフェといった場所で、朝でも昼でも夜でも、自由な時間に仕事を進めることができます。
また旅行や家庭の事情に合わせて、自分で仕事の量を調節することもできます。
ちょっと遠くにいきたい、子育てに専念したい、家族の介護がある、そういった家庭の事情に合わせて仕事の量を調節できるのはフリーランスデザイナーの強みと言えます。
また逆に思い切って稼ぎたい、経験を積みたいなどのやる気に合わせて仕事を詰めることも可能です。
自分のペースに合わせた働き方ができます。
年収は自分次第?大幅アップができることも
会社勤めの場合、どれだけ大きな売り上げを上げてもそれが直接給料に反映されるわけではありません。極端な話、数百万円のデザインを納品したとしても、給料は定められた一定額のままです。
しかしフリーランスの場合は、それがそのまま手元に入ってくることになります。
高単価の仕事をコンスタンスに受けられるようになれば、仕事量に合わせて年収をアップさせていくことができます。
フリーランスデザイナーのデメリット
収入が安定しない
おそらくどんなフリーランスの人でも共通してあげるデメリットがこの「収入が安定しない問題」です。
社会人の場合、どんなに売り上げを上げても給料は一定と言いましたが、逆を言えば極端な話仕事がなくても給料は一定なわけです。
しかし自分の仕事が収入に直に反映されるフリーランスの場合はそうはいきません。。
仕事がなければ収入もないのです。
収入を安定させるために、保守などの毎月定期で発生する仕事を入れるなどの保険をかけておく必要があります。
税金や年金などの処理を自分でしなくてはいけない
フリーランスを目指す上で立ちはだかるのが「確定申告」です。どれだけの収入をえて、経費でどれだけ使ったのか、その処理を全て自分で行わなくてはいけません。
最近はフリーランスのための会計サービスもあるようですから、以前に比べると敷居は低いのかもしれません。それでも複雑な税務処理を自分で行わなくてはいけない手間と労力を考えると、デメリットとなるでしょう。
孤独になりがち
ひたすら一人で家で仕事ができるフリーランスは、孤独になりがちです。
もちろん仕事をする以上、いつかは取引先の人と会うために外に出たりということもあるでしょうが、そうでない限りはいつまででも一人でいることができます。
一人が好き、誰にも会いたくないからそれぐらいでちょうどいい、と思える人なら問題ないかと思いますが、そうでない場合は孤独感を味わうことになります。
いくら一人で仕事ができるとは言え、ある程度はコワーキングスペースに出向いたり、SNSで同士とコミュニケーションを取り合う必要があるのかなと思います。
ぶっちゃけフリーランスデザイナーでうまくやってる人って結構いるの?
ぶっちゃけフリーランスデザイナーで生計を立ててる人ってそんなにいるものなのか?と聞かれれば
生計をきちんと立てている人もいる。その逆にうまくいかない人ももちろんいる。
といった回答になってしまいます。
大切なのは「自分に合った働き方は一体なんなのか」ということです。
自由に仕事の量や時間、場所を選べるからといって決してそれが楽とは限りません。
会社に勤めて、一定の仕事をこなして安定した収入を得る方が向いているという人ももちろんいます。
またフリーランスの収入に不安を感じ、会社勤めをしながら副業としてフリーランス的な動きをする人もいます。
自分にはどういう働きかたが一番向いているのか、フリーランスデザイナーになることよりも、自分を知ることの方が重要かもしれません。
フリーランスとして安定したスタートをするには?
会社である程度の経験と実績を積んでからフリーランスになる
一番安定したスタートを切れるのはこの方法です。
会社である程度仕事の流れや、デザイン単価、クライアントとのやり取りの経験を積んでおくとフリーランスになってからスムーズに仕事の流れを把握することができます。
またデザイナーとしての経験を積んで実績を作っておくことにより、フリーランスに転向した後で仕事を受けやすくなります。
できれば、仕事を受けられるような横のつながりも作っておいた方がいいでしょう。会社の人とコミュニケーションをとっておくと、思わぬところから仕事の依頼がくることもあります。
まとめ
今回はフリーランスとして働く上でのメリットとデメリットをご紹介しました。
大切なのはメリットデメリットを把握した上で、自分にどういう働き方が合っているのかということです。
自分の状況や周囲の状況を見て、一つの選択肢としてフリーランスという働き方を捉えてみるといいのではないでしょうか。